ヴィウエラ・ダ・マノ(ビウエラ)X2

マイケル・シェバラス(英国NRI) 1978年作 
価格応談



英国のNRIは1970年代から古楽器と弦のリサーチと製作に大きな成果を上げました。
2019年にディレクターのエフライム・セガーマン氏が物故、ヴァイオリンとガンバ部門は存続していますが、
撥弦楽器の製作は中止になりました。
現存する楽器はこの上なくヒストリカルなデザイン、構造と音を持っており、今となっては非常に貴重です。

素晴らしいドイツ松の表面板。パーチメントのロゼッタ


メープルの裏横板。


歴史的情報に基づいた、非常に薄いサイド。

弦長60センチ、ダブルフレットで巻かれ、ナイルガットとKF弦で張られています。
歴史的なヴィウエラをお探しの方にはこれ以上の楽器はないと断言できます。



ジョゼフ・マイヤーズ(USA) 2019年作

価格29万円 問い合わせ


マイヤーズはアメリカの製作家、現役の演奏家でもある彼の楽器は実に使いやすく、音色も姿も良いものです。
僕も彼の4コースギターを愛用しています。

https://www.youtube.com/watch?v=EuW5gGmzoLc


ヴィウエラはいわば「ギターの形をしたリュート」。
16世紀のスペインで主に使われ、レパートリーの質は高いものです。
現存するヴィウエラは非常に少なく、復元はなかなか困難です。
現時点で↓の4本がヴィウエラの可能性があるとされています。


マイヤーズは、同時代の文献や図像なども参考にしながら、今回の楽器を復元しました。
弦長は60センチ、ソロにもアンサンブルにも用いやすい弦長ですね。
美しく装飾されている楽器です。

表面板はスプルース。ブリッジはペアー。

イベリアの香り高いインレイが表面板に施されています。
材質は白樫と黒檀。

ロゼッタは教会のバラ窓のようです。


横裏板はチェリーとパープルハート。
 

ネックはマホガニー。


指板は希少なパープルハート。姿を一層華やかなものにしています。


明るく裏板の底にまで届くような音色を持っています。
研磨されたエステル弦のトップとフロロカーボンのKF弦で張られていますが、バランスも良いようです。
「ヴィウエラは全てのコースをユニゾンで張る」とはよく言われていることですが、
これはいわば伝説、迷信の類で、当時はオクターブ調弦も一般的に用いられていました。
この楽器には第5、第6コースをオクターブで張り、415のGに調弦しててあります。
サイズは以下の通り(単位はセンチ)
全長 87
弦長 60
ボディ厚 8.5〜9
ボディ長 37.5
ボディ幅 27.5/18.3/20.7
ブリッジ上の弦幅 6.5







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