エドモン・ソニエ作:オリジナル5コース(バロック)ギター (パリ、1760年頃)
価格120万円(応談)
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質の高いオリジナル・バロックギターです。
ラベルはありませんが、18世紀の中頃から後半にかけてパリで活躍したソニエ作と鑑定されています。
ソニエは名工ヴォボアンの後継者と称された名製作家で、ギターの他ヴァイオリンやマンドリンなどの製作も行っており、
ヨーロッパ各地の博物館や個人コレクションに名器が残されています。

今回の楽器はバロックギター演奏のパイオニア、故ハーベイ・ホープ氏のコレクションにあったもので、
氏はこの楽器で多くのコンサートを行い、レコーディングにも使用されています。

(この楽器を入手される方には↑のLPを差し上げます。

私家限定版のコレクション本にも掲載されています。


スイスの製作家により100年程前に、英国のリュート製作家マーティン・バワーズによって1970年代に修復されていますが、
今回出展にあたっては、いくつかの修理調整とフレットの巻き直しなどを行いました。

スプルースの表面板、サウンドホール周りとエッジには繊細な装飾があります。


羊皮紙のロゼッタ。


美しいヘッド。


ペアーあるいはユウの裏横板。


裏板と横板には黒檀のストライプが施されています。



ネックとヘッドも同様に装飾されています。


良く修復された名工の作品らしく、弾きやすくリーディな音色で良く鳴る楽器です。弦長64センチ。
現状では、前オーナーのセッティング通りレシティファイされたナイロン弦とナイルガットで張ってありますが、
ガットをご希望の場合は張り替えておきます。フレットはダブルで巻かれています。

これまでに多くのオリジナルバロックギターを見てきましたが、このクラスの楽器が市場に出るのは大変稀です。
またヴォボアンなど18世紀初めまでのギターは現存数が少なく、演奏可能な楽器の価格は800万円ー2000万円ほどになりますが、
今回の楽器の価格はその数分の一、良質のオリジナル楽器を探している方には良いチャンスだと言えるでしょう。
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