中世ールネサンスの擦弦楽器

レベック(前期型 弦長約38センチ) 
レベック(後期型 弦長約28センチ)
譲渡済
リラ・ダ・ブラッチョ

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いずれも非常に希少な中世/ルネサンス期の擦弦楽器です。


レベックX2 どちらも英国のNRI監修制作 
レベックは11世紀から17世紀まで用いられた擦弦楽器。
ヴァイオリンの前身とも言えますが、16-17世紀にはヴァイオリン
と並んで弾かれていました。
今回は初期型と後期型両方の出展です。
 


前期型 
価格18万円(弓、ソフトケース付き)


独立した指板のない初期型です。
弦長は38センチ前後でアルトサイズと言えるでしょうか。

ボディは黒染めされたフルーツウッド。


このタイプの楽器は弓奏だけでなく、ピックや指でも弾かれました。
ことに中世アンサンブルをされる方には使い勝手の良い楽器と言えるでしょう。

エリス作 (イギリス、1990年頃)中世リラ・ダ・ブラッチオ 
価格23万円(弓、ソフトケース付き) 試奏動画


リラ・ダ・ブラッチョは14-16世紀に用いられた7弦の楽器。
もともとは文人、詩人による朗唱の伴奏楽器として考案されました。
あのレオナルド・ダ・ヴィンチも愛奏したと伝えられます。
リラ・ダ・ブラッチョでは舞曲なども弾かれ、
後のヴァイオリンの成立に大きな影響を与えました。



コピーは非常に珍しく私自身も見るのは初めてです。
ペトラルカなど中世のソネットなどに興味のある方に弾いて頂ければと思います。




後期型レベック 譲渡済  

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