レヴィアン系:6弦ハープギター (ロンドン/パリ、1820年頃)演奏動画
完全修復済み、教本、チューニングキイ、ソフトケース付属。
価格45万円 日本での試奏が可能です。

注:この楽器は2022年2月に再修復と大掛かりな調整を行い、新たに演奏動画も作りました。
それに伴ってこのページを書き替えました。どうぞお読みくださいませ。
希少なハープギターです。
ハープギターは、18世紀末から19世紀初頭にかけてイギリスで流行したハープリュートの仲間です。
ハープリュートの演奏動画
ハイドンのアンダンテ https://www.youtube.com/watch?v=CJvEP-8jQOI
CDもあります。

ハープリュートは18世紀の終わりに、リュートのイメージ、
イングリッシュギター(金属弦のシターンの一種)の調弦、
ハープの音を持つ楽器として発明されました。
開放弦が長調の和音(ドミソドミソ)に調弦されます。
バッハの弟子シュトラウベのソロや二重奏曲、
コレッリ、モーツァルト、ハイドン、ヘンデル、プレイエルなどの作品の編曲、
スコットランドやアイルランドの民謡旋律まで多岐にわたっています。
楽曲の難易度も、高い技巧を必要とするものからすぐに楽しめる平易なものまで大変広いものです。
また歌曲やアンサンブル曲も多く残されています。
その響きは大層美しく、当時の音楽愛好家がこぞって求めて弾いたのもよく分かります。
ハープギターはハープリュートの中で最も弦が少なくて扱いやすく、
また響きも良かったため長く愛されましたす。
弦数は6〜8、通常は長調の和音に調弦されますが、
リュートや現代のクラシックギターと同じ調弦が使われたエビデンスもあり、
現代の奏者にはそのように使っている方もいらっしゃいますね。


今回の楽器には作者の名はありませんが、
ロンドンとパリで活躍したモーダント・レヴィアン系列の楽器です。

レヴィアンは1810年頃からハープリュートの研究を始め、幾つもの楽器を発明しています。
レヴィアンの楽器はその作りと音色の良さで知られています。
前述のCDでも録音されています。
ハープギターは他のハープリュートに比べて現存数は少なく、
状態の良い楽器となると非常に貴重ですが、
今回の楽器は専門家の手により修復、
私自身が調整し弦を張ってあり、自信を持ってお勧めできます。

レヴィアンの楽器には「アーツ(&サイエンス)協会」がパトロンとして挙げられていますが、
この楽器も例外ではありません。

表面板には金の装飾が描かれています。様々な楽器たち。



ロゼッタは喪われていたので再生しました。やはりある方が音色も外観もリッチになる気がします。
ロゼッタなしの動画
ハープを模した3角形のボディ。美しい音色の秘密です。

その音はまさにハープ、リュート、ギターの中間で、弾いていてもうっとりします。
曲を弾かずに音を出しているだけでも幸せを感じられる楽器です。

ハープリュートはイギリスでもコレクション・アイテムとして人気があり、
良質のオリジナルはどんどん少なくなってきている上、演奏性の良い楽器は希少と言えます。
楽器本体の他に、カヒューザックの教本、チューニングキイ、ソフトケース、CDが付属します。
日本での試奏が可能です。


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