レヴィアン系:6弦ハープギター (ロンドン/パリ、1820年頃)
完全修復済み、教本、チューニングキイ、ソフトケース付属。
価格50万円→43万円 日本での試奏が可能です。

希少なハープギターです。

この楽器の演奏ヴィデオ 
https://www.youtube.com/watch?v=dNa1Y7GGD-8

ハープギターは、18世紀末から19世紀初頭にかけてイギリスで流行したハープリュートの仲間です。
コンサートやYoutubeなどで私のハープリュートの演奏を聴いていただいた方もいらっしゃるでしょう。

動画
ハイドンのアンダンテ https://www.youtube.com/watch?v=CJvEP-8jQOI 
ご婦人方の楽しみ https://www.youtube.com/watch?v=W7HRpvnfn1Y

また2018年6月には浜松市楽器博物館でハープリュートのCDレコーディングを行いました。


ハープリュートは18世紀の終わりに、リュートのイメージ、(イングリッシュ)ギターの調弦、ハープの音を持つ楽器として発明されました。
バッハの弟子シュトラウベのソロや二重奏曲、コレッリ、モーツァルト、ハイドン、ヘンデル、プレイエルなどの作品の編曲、
スコットランドやアイルランドの民謡旋律まで多岐にわたっています。
楽曲の難易度も、高い技巧を必要とするものからすぐに楽しめる平易なものまで大変広いものです。
また歌曲やアンサンブル曲も多く残されています。
その響きは大層美しく、当時の音楽愛好家がこぞって求めて弾いたのもよく分かります。

ハープギターはハープリュートの中で最も弦が少なく、扱いやすくまた響きも良かったため長く愛された楽器です。
弦数は6〜8、イングリッシュイギターと同じく長調の和音に調弦されますが、
ルネサンスリュートや現代のクラシックギターと同じ調弦が使われた可能性もあり、
現代の奏者にはそのように使っている方もいらっしゃいますね。
イングリッシュギターと共用できる曲集も少なからずあります。



ハープギターは他のハープリュートに比べて現存数は少なく、状態の良い楽器となると非常に貴重ですが、
今回の楽器はロゼッタの他はオリジナルのコンデション、
専門家の手により修復、私自身が調整し弦を張ってあり自信を持ってお勧めできます。


作者の名はありませんが、ロンドンとパリで活躍したモーダント・レヴィアン系列の楽器です。


レヴィアンは1810年頃からハープリュートの研究を始め、幾つもの楽器を発明しています。
レヴィアンの楽器はその作りと音色で知られていますが、私のCD↑でも録音しています。
下画像はレヴィアンのハープとギターハープ。



レヴィアンの楽器には「アーツ(&サイエンス)協会」がパトロンとして挙げられていますが、この楽器も例外ではありません。


表面板には金の装飾が描かれています。


弦はガットと巻き弦です。


この楽器が私のスタジオに来た際はロゼッタはついていませんでした。
最初からなかった可能性もありますが、2020年5月にロゼッタのレプリカを製作して装着しました。


やはりロゼッタがある方が美しさと説得力がありますね。



ハープを模した3角形のボディ。美しい音色の秘密です。

その音はまさにハープ、リュート、ギターの中間で、弾いていてもうっとりします。
曲を弾かずに音を出しているだけでも幸せを感じられる楽器です。


ハープリュートはイギリスでもコレクション・アイテムとして人気があり、良質のオリジナルはどんどん少なくなってきている上、
演奏性の良い楽器は希少と言えます。

楽器本体の他に、カヒューザックの教本、チューニングキイ、ソフトケースが付属します。日本での試奏が可能です。

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