4コース(ルネサンス)ギター(イギリス、1980年頃)
NRI製(エフライム・セガーマン監修/ジョン・ダンカルフ作) 価格32万円
ピーター・フォレスター作  価格応談
日本での試奏が可能です。お問い合わせ 



ルネサンス・ギターの研究と製作においては世界的な研究家と言えるセガーマンとフォレスターの楽器2台です。

4コースギターは15世紀末ー18世紀に用いられました。


4コースギターは現代のウクレレの先祖に当たり、サイズと調弦も良く似ています。


イギリス、フランス、スペインに豊富なレパートリーがあり、
技巧は平易ですが作品の音楽的水準は大変高いものです。
また4コースギターは、その小型のボディや少ないコース数にも関わらず、非常に有効なアンサンブル楽器です。
    
17〜18世紀の4コースギター:左から
スミット作、ドルプランク作、ル・ジェーヌ作


4コースギターというと、安価な材料を用い、デザインも吟味されておらず、
工作精度や音も抜きんでいるとは言えない楽器をしばしば目にしますが、
今回の楽器はそういったものとは全く異なる本気の4コース・ルネサンス・ギターです。
これから古楽器を始める人は勿論、経験者にもお勧めできます。


NRI作
NRIは英国マンチェスターにある古楽器と弦の研究団体および製作者です。
ディレクターのセガーマンはハーバード出身の物理学者で、現代における古楽復興に大きな貢献をしています。
NRIの楽器は、おそらく世界でも最も歴史的なコンセプトで製作されていると言え、それはこのギターにも当てはまります。

この楽器と同モデルのギターの演奏動画
https://www.youtube.com/watch?v=rCEwsQGl7Pk


スプルースの表面板にメープルの裏横。
非常に薄い胴体を持つフラットバックのギターで、音色は暖かく修辞的に響きます。
現状ではガットを張りダブルフレットを巻いてあります。




ピーター・フォレスター作

フォレスターはシターンやオルファリオンなどの金属弦楽器とルネサンスギターに置いては世界で最も人気の高い製作家でしょう。
論文も多く書いており、また製作は非常に丁寧で、理想的な古楽器製作家の在りようと言えましょう。
この楽器は製作に手間のかかるラウンドバック、その形の通りふくよかで暖かな音色を持っています。
スプルースの表面板、メープルと黒檀の歌横板。総ガット弦、ダブルフレットの歴史的仕様です。



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