スティーブン・バーバー & サンディ・ハリス作 8コース・ルネサンス・リュート
ロンドン 1994年製作
価格:二十九万円(ケース、日本への送料込み)
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およそリュートなど古楽器に興味のある方で、知らない人は居ないでしょう。
イギリスを代表する古楽器製作工房、スティーブン・バーバー&サンディ・ハリスの製作した8コース・ルネサンス・リュートです。

このタイプのリュートは広義には16世紀初めから17世紀前半まで用いられたルネサンス楽器で、8コースは16世紀末頃に成立しています。
弦長60センチの典型的ルネサンスリュートです。 

製作者スティーブンとサンディーは、非常に研究熱心で、高いクラフツマンシップを持っています。
プロ奏者にも非常にシェアが高く、ヤコブ・リンドベルイ、クリス・ウイルソン、ナイジェル・ノース、
ポール・オデット、スティーブン・スタッブズ、ポーラ・シャントニウフ、
デイヴィッド・ミラー、ジェイコブ・へリンマンなど枚挙にいとまがありません。
逆に彼の楽器を使用したことのない演奏家の方が珍しいくらいかもしれません・・・
僕も彼の11コースと6コースを愛用していました。

この楽器は彼らの楽器としては装飾などを簡素に設定したモデルの一つですが、
ちまたのStudent modelとは全く異なり、手を抜いたところはなく、楽器として高いクオリティを持っています。
刻印はペガサス、サンディのブランドマークです。


素晴らしいスプルースの表面板。ロースも非常に美しく彫られています。


美しいチェリーの裏板(9枚)、

ビーチのネックとペグボックス。


指板はペアーかビーチでしょうか。


指板周りには骨(象牙?)によるライニングがあります。美しくまた実用的です。


ペグは黒赤に染め分けられており、こちらも美しくも実用的なものです。


長年、イギリスのプロ演奏家が使用していた楽器です。
出展にあたっては当方で全体のチェック、フレットの巻き替え、いくつかの弦の交換など行いました。
多少の弾き傷やよごれなどはありますが、大きな修理跡などはなく良い状態です。弦高も適正。
現状では高中音ナイルガット/ガット、低音巻き弦で張られていますが、低音にガットを希望される方は相談に乗ります。

スティーブンとサンディのの楽器は、その甘いも力強い音色、共鳴の多さで知られていますが、
この楽器も、しっかりした美しい音でレガートに響きます。

ハードケースケース付き。




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