オールド・アーリーヴァイオリン2本 
1,バロック・ヴァイオリン:ラベル「アントニオ・ストラディヴァリ、1718年」
2,クラシカル/トランジショナル・ヴァイオリン:1807年、フランス?のラベルあり
日本での試奏が出来ます。お問い合わせ

ラベル:アントニオ・ストラディヴァリ、1718年」 ケース付
ドイツ、19世紀初頭、バロック仕様
価格28万円 


オールドのバロック・ヴァイオリンです。

胴体内部にはアントニオ・ストラディヴァリ、1718年のラベルが貼られていますが、
実際は18世紀末ー19世紀にドイツあたりで「ストラディヴァリ・モデル」として製作された楽器でしょう。


長らくイギリスのコレクターのもとにあった楽器で、典型的な18世紀ヴァイオリンにセットアップされています。

内部の力木もモダンに比べて小さなものが装着されています。

目の細かい上質のスプルースの表面板。


状態の良いメープルの裏横板。


スクロールの細工も上手で、ペグはローズウッドです。


繊細ながらも伸びの良い鳴りかたは、時代を経た古いヴァイオリンならではのものです。
楽器のレスポンスも速く、ヴィヴァルディやコレッリ、そしてバッハなどの作品が、
こういった楽器を想定してかかれたことはよく理解できます。

これから古楽器をやってみたい方、オールドのバロック楽器をお探しの方にお勧めしたい楽器です。


付録:小説「猫のストラディヴァリ」  http://tarolute.crane.gr.jp/stradwatasi.htm
以前やはりストラディヴァリのラベルを持つヴァイオリン(1742年!?)を扱った際に書いたものです。
よろしければどうぞ!


クラシカル/トランジショナル・ヴァイオリン:1807年のラベルあり 価格30万円 


長らくイギリスのコレクターの元にあったヴァイオリンです。ラベルからは「1807」が読み取れます。
製作か修理のラベルかは分かりませんが、いずれにしても18世紀末ー19世紀初頭の楽器であると思われます。

セッティングとしてはバロックとモダンの中間、トランジショナル/クラシカルと言えるでしょうか。


良い材料と技術で良心的に作られた楽器で、19世紀以降の量産楽器とは一線を画します。

裏板は一枚板で大きな割れもありません。


表面板には幾つかの割れの修理跡があります。テイルピースとブリッジは後世のものでしょう。


スクロールも感じ良く彫られています。


しっかりした外観ですが、音の出方は伸びやかで甘美、オールドの楽器のみが持ち得る鳴り方です。


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