イングリッシュギター(18世紀後半のオリジナルとレプリカ) 
教本、CD、ケース付属 

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イングリッシュギターは18世紀の英国で大流行し、
この頃、英国でギターと言えばこのタイプの楽器を指しました。
王侯貴族から庶民まで広く親しまれ、演奏技巧は平易です。
ハ長調の和音(下からドミソドミソ)に調弦され、
多くの楽曲はハ長調、楽譜は基本的に五線表記です。

イングリッシュギターは、ボディ(ラウンドバックとフラットバック)、
サイズ(弦長)、ロゼッタ(木製、象牙、金属)、ヘッド(木ペグ、機械式)、
指板(木製、鼈甲)などヴァラエティも豊か、
それぞれ鳴り方も異なり非常に興味深い楽器です。
私自身、この楽器には非常に魅了されCDも2枚録音しています。
イングリッシュギターのレクチャースライド
 
竹内の演奏ヴィデオ
https://www.youtube.com/watch?v=N4HxtTR49Js
 
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ヒューソン作レプリカ(リーズ、2007年)価格38万円→34万円
 


非常に誠実に製作された文字通りのレプリカ
もともとイギリスの著名な音楽学者のために製作された楽器で、
文字通りのミント・コンデション。
またカポタストも付属しています


スプルースの表面板。
オリジナル通りの美しいロゼッタがあります。


メープルの裏横板とネック/ヘッド。
非常に美しい材料と仕上げです。


調弦用の木ペグはよく調整されています。


今回の楽器ほどオリジナルに迫るレプリカは見たことがありません。
18世紀のイギリスのギター音楽に興味を持つ方、
すでにオリジナルのイングリッシュギターを持っている方にも
自身をもってお勧めできる楽器です。
  

ジョン・プレストン系オリジナル(ロンドン、1770年頃)
価格未定
プレストン(1727-1798)はイングリッシュギターの非常にアクティヴな製作家/販売者でした。
ウォッチキーの調弦機構も彼の発明とされています。
この楽器は無銘ですが、プレストンの特徴を全て持っています。ふくよかに良く鳴る楽器です。
ウォッチキー調弦機構、金鍍金のロゼッタ、黒檀の指板装備の楽器です。






トンプソンズ銘オリジナル(ロンドン、1780年頃)
価格未定

最高級のイングリッシュギターです。
鼈甲の指板、金鍍金のロゼッタ、真鍮のウォッチキーメカニズムを装備、
へリングボーンの装飾がされています。
目にも耳にも美しい楽器です。
試奏動画
  


 
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