キース・プラウス商会作:オリジナル19世紀ギター、ロンドン、1840年頃
価格:38万円
問い合わせ

 

非常に良質のオリジナル19世紀ギターです。

製作はロンドンで1830年代から長く活躍したキース・プラウス商会。
もともとは管楽器製作が主でしたが、ピアノとギターの製造でも知られ100年以上にわたってビジネスを展開していました。

プラウス商会のフラジオレット、フルート、ピアノ広告

プラウス商会の楽器は、伝統を重視しながらも当時の最先端のデザインと技術を取り入れており、材料や作りが良いのが特徴です。

特に今回のギターは材料、作り、装飾など全て最上、非常に凝って作られています。
裏板には金文字のブランドマークが施されており、展示会用のプレゼンテーションモデルであると思われます。
この時代のイギリスのギターとしては「スペイン式の製作」で知られたパノルモが有名ですが、
プラウスはその良きライバルであり、構造などに独自の工夫が見られます。

品質の良いスプルースの表面板。


真珠母貝、黒檀、ホリーによるダイナミックかつ繊細な装飾。


エボニーの指板。真珠貝のポジションマークがあります。


指板は軽くスケロップされており、低い弦高と快適な弾き心地を実現しています。
(第7フレット上で1.5ミリ、12フレット上で2.3ミリという低さ!)
プレゼンテーションモデルらしく、弦長は長めの66センチですが低い弦高のために長さを感じさせません。


素晴らしい柾目のハカランダの裏横板。キース・プラウスの金文字があります。プレゼンテーションモデルの証でしょうか。


横板には割れの跡があります。修理済みです。

マホガニーのネック。


糸巻きはVR(王室御用達)の印をもつ最高級品で、つまみは貝の形に刻まれた真珠母貝です。非常に美しいペグですね。


軽く弾いても楽器は敏感に良く鳴り、響きは大層豊かです。
イギリスのギター音楽に興味のある方、良質のオリジナルギターをお探しの方に勧めたい楽器です。
現状では古楽器用のナイロン弦が張られていますが、ご希望の方にはガットに替えてお渡しすることも可能です。

戻る                         メイル