英国製リュート各種
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英国の良質のリュートたちです。いずれも良い材料を使い、歴史的仕様に則って丁寧に作られています。

上から:
ゴレット作:10コース(ルネサンス)リュート
クラーク作:14コース・アーチリュート
チャップマン作:11コース(バロック)リュート



 

その1:ゴレット作10コース(ルネサンス)リュート
価格36万円

ゴレットは1980年〜90年代に一世を風靡した製作家で、アンソニー・ベイルズの「ダウランド全集」などにも使用されています。
ゴレットは装飾などの簡易な楽器も多く製作しましたが、今回のリュートは厳選した材料が使われており、また装飾豊かなプロ仕様のモデルです。
モデルはハンス・フライ。スプルースの表面板、美しいメープルの裏板。ネックには繊細な装飾がなされています。
10コースリュートは17世紀を通じて使われていますが、黄金時代は時代は1630年代でしょうか。勿論16世紀のレパートリーも齟齬なく)演奏できます。
弦高は低めで弾きやすく、明るい音で良く響きます。弦長60センチ。
 




その2:クラーク作14コース・アーチリュート
価格42万円

クラークはロンドンで80年代に活躍した製作家です。
この楽器はロンドンのV&A博物館にあるセラス作のコピー。
このタイプの楽器はイタリアで1600年頃に発明され、小型の楽器はソロを中心に使われましたが、
セラスのこの楽器の弦長は長めの64センチ/85センチ、アンサンブルにも威力を発揮します。
アーチリュートはソロ、コンティヌオ共に13コースで弾かれる事が多く、この楽器も現状では13コース張られています
通常はルネサンス調弦が施されますが、このタイプの楽器が18世紀に入ってからも使われた形跡が有り、
いわゆるバロック調弦も行われた可能性があります。
余談ですが、ダウランドを取り上げたあのスティングが弾いているのもこのタイプの楽器ですね。色んな意味で汎用性が高い楽器と言えます。
弦高は低め、共鳴豊かに鳴ります。
スプルースの表面板。メープルの裏。


パリの楽器博物館のセラスのアーチリュートたち


その3:チャップマン作11コース(バロック)リュート
価格53万円



チャップマンはマルコム・プライヤー(ナイジェル・ノースが使用)門下の製作家で、各種リュート、ヴィウエラ、4コースギターなどを得意としています。
私も彼のヴィウエラと4コースギターを弾いています。
この楽器は彼がプライヤーに学んでいた頃のマスターピースで、プライヤーの影響が大きく見られます。
軽く弾いても音が出しやすく、響きも多い楽器です。現状ではナイルガットとガットで張ってあります。
ネックの裏には(人工)象牙の装飾が施されています。
このタイプの楽器は17世紀中庸から18世紀半ばまで広くヨーロッパで使われました。
ゴーティエやムートンなどフランスものは勿論、ケルナーやヴァイス、バッハの作品にも有効です。
タッチに敏感に反応してくれるリュートです。
スプルースの表面板、プラムの裏板。弦長67.5センチ。

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